地元のみんなで起業すれば革命が起こる!物々交換と低税率で楽勝経済

社会

現在の日本は増税に苦しんでいる。しかし、国民一人一人が貧乏である理由は他にもある。それは、国民が「安く済ませる工夫をしていない」ということ。これは単に、経済低迷期には学費をかけないで養育費を安く済ませる、というような家計の話でもあるが、もっと大きく工夫できる。

それは、地元のみんなで起業するということ。これは、会社を起こして大きくしていくというより、それぞれが個人事業主でやっていくという路線の方が強い。そして、事業を行う者同士が協力し合い、融通を利かせて生活を安くやりくりできるようにしていくのだ。

具体的には、身内者には安く商品サービスを提供したり、商品サービスの物々交換をしたりすること。こうすることで、生活は豊かになるのに、収入と支出が下がるから、税率が下がって利益率が上がるのだ。

国は長年「地方創生」を掲げている。この地方とは、首都以外のそれぞれの地域のことを指す。そのそれぞれの地域に済む若者たちが、進学や就職で移住するのを止め、それぞれの地域で起業をすること。そして、仲間内で脈々と安上がりな経済圏を構築していけば良い。

進学と就職による移住が友達同士を引き裂く

日本人が貧乏であること。その理由の一つが、暮らしている地域に友達が少ないことだ。このせいで、周りに住む人の殆どが他人同士。そして、協力すること無く、当たり障りのない暮らしをしている。

これで何故貧乏になるかというと、生活や仕事に融通が利かないからだ。もし、地元の若者達がみんなでその場に残ったのなら、どれだけ結束力の強い地域になるかは考えるまでもない。

しかし、今の若者は進学や就職を理由に自分の生まれ育った地域を離れてしまう。これでは、みんな他人同士、知らない人たち。信用・信頼に置けないということで、一致団結、協力して生活や仕事を安く済ませる、なんてことが出来ないでいるのだ。

生活と仕事を安く済ませるには、信用・信頼できる仲間が沢山必要だ。小中学校で出来る友達がどれだけ大切なのか、これからの説明で分かるだろう。

友達同士で起業して商品サービスを安く流通させる

地元に友達が沢山いるまま、そのまま大人になることが出来たなら、どれだけ良いことか。それぞれがやりたり事業を起こし、それぞれの生活に足らないところを補うように働けば良い様になる。

友達同士では商品サービスを安く提供し合い、時には物々交換という形でお金を流通させないことだって出来る。こうすれば経費はかかるのに収入は発生しない。自分がかけた経費で相手のサービスを購入することができ、収入はほとんど発生しないから所得税が大幅に下がる。

例えば、米農家を継いだ若者と、大工になった若者。大工側が農家の家を修繕してやる代わりに、農家側が米を送り続けてやる。これが出来るなら、米農家の若者は散髪する代わり、に米を持ってきてやれば良い。大工も、自分の子供を友達に預ける代わりに、その家の修繕をしてやれば良い。

こういうことは法律で禁止されているわけではないから、人間同士の信頼関係が物を言う。だから、地元の友だちを大切にすることがとても大切であり、皆が皆、地方を離れて移住しないようにすることが大切なのだ。

物々交換を循環させたら起こる革命

物々交換というと、2人の間で行われる一対一のやり取りだと思うだろう。もし、これを友達同士の中でぐるぐると「循環」させていったらどうなるだろうか?

単価が格安でも、友達同士だらオッケー。他の友達が自分にも安くしてくれるし。…という感じで、「あなただったら良いわよ、私達、友達だしね。」と、安く出来るのだ。

これで収入は下がるが、同時に同じくらいの支出も減る。残りの変化は、大幅に下がった税率のみ。その下がった税額分、友達圏内の利益額は上がっていく。

こういうことをLINEアプリでぐるーぷをつくったりしてやったら、非常に面白いと思う。困った友達を助けられる者は手を上げ、余ったものを「誰かいらないか?」と声をかけることも出来る。知らない者同士でそういったやり取りをするのはなかなか難しいが、友達同士ならスムーズに行くはずだ。

融通を利かせるには信頼関係が必要だ

今回の話をまとめれば、地元の友達同士で起業して、みんなで協力し合って生活を安く済ませれば、利益が上がりやすくなる、ということ。

これは「生活に融通を利かせよう」という話であり、その下地として必要なのが「信頼関係」。その時に有用なのが、地元の小中学校で出来た「友達同士の絆」なのだ。

これらを移住によって手放すということは、社会力の損失、経済的安定力の損失を意味する。そして、そこからゼロベースで「なにか良い御縁はないものか…?」と人生をさまようことになる。

この話は「みんなでやろう!」と声を上げるか、時代がそういう雰囲気になるしか無い。あるいは、国がこの様な生き方を推奨してくれるのを待つか。もしかしたら、そうせざるを得ないところまで増税が進むかもしれない。とにかく、地元の友だちを大切にすることだ。

それでは、ありがとうございました。

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