一般的には、タバコは「百害あって一利なし」という認識かもしれません。それでも、中には「体に良い」という話もあったりします。
結局どっちなのか?というと、それは「場合による」んです。葉、巻紙、フィルター、喫煙具、吸い方、吸う量。これらそれぞれの条件によって変わります。
だから、今回は、タバコとは一体どういうもので、どうすると有害・健康的なのか?に付いて解説していきましょう。
この記事を読んでタバコに詳しくなって、できれば健康的に、日々の喫煙を楽しんでください。
タバコは有害?健康的?
タバコの煙には約7000種類の物質が含まれていて、そのうちの約200種類は人体にとって有害だとされています。
つまり、残りの6800種類は無害であるどころか、体にとって良い作用がある栄養や薬効成分であるということです(特に作用のないどうでも良い物質も含まれているでしょうけれど)。
これだけで全体の善し悪しを決めることはできませんが、既に「タバコが体に悪い」の話が怪しくなってくると思います。
タバコ有害説がもっと怪しいくなる話をしましょう。
体に良いタバコと有害なタバコの違い
タバコの煙に含まれる200種類の物質は有害だとされていますが、それは一体どんなタバコを燃やした時に出る煙のことを言っているのか分かりますか?
まず、タバコには無農薬とそうでないもの、無添加とそうでないものがあります。そして、巻紙やフィルターが着いたものと、喫煙具で葉っぱだけを燃やすものがあるのです。
葉に含まれる農薬や合成香料。巻紙に含まれる燃焼剤や漂白剤、それと接着剤。フィルター製造時に付着しているかもしれない何か。それらが燃えた時に化学反応を起こして新たに発生する毒物。
それらが一切無かったとしたら、この約200種類という数字はもっとうんと少なくなるでしょう。
ポリフェノールの中にも毒がある
体に良いとされている「ポリフェーノール」というものを知っているでしょう。しかし、これは一種類の物質を指して呼ぶな名前のことではありません。
ポリフェーノールには様々な種類の物質があり、中には体にとって有害とされている物質も存在しています。
これを考えると、タバコの煙に含まれる毒にも同じことが言えるのではないでしょうか?
それに、その毒が体内で分解されたときには、何か他の良いものに変わっている可能性もあるのです。
例えば、お酒に含まれるアルコールは毒ですが、体内で分解されるとクエン酸となって、体中に送られて疲れを取ってくれたりします。これと同じことがタバコの成分にも起こっているかもしれません。
タバコの健康的な煙と不健康な煙の違い
紙タバコの先端から出る煙はアルカリ性です。これは、植物であるタバコを燃やした時に、植物性のミネラルが放出されるからです。
それとは逆に、葉とフィルターの中を通った煙はタールと水蒸気だけになるので、値は酸性を示すこととなります。
体への良し悪しを考えたら、ミネラルを含んだアルカリ性の煙を接種したいところですが、それを紙タバコの場合は葉とフィルターが邪魔しているということ。
つまり、キセルやワンヒッターの様に、フィルターを使わず少量の葉を詰めて吸うタバコの場合、喫煙によって植物由来のミネラルを接種することができるということになりますね。
特にキセルの場合、長い筒が余分なタールを落としてくれます。手入れは必要な喫煙具ですが、その分体には良いでしょう。
吸い方で変わるタバコの良し悪し
タバコには大きく分けて2種類の吸い方があります。それは、煙を肺に入れるか・入れないか?ですね。
肺に入れる場合、それは基本的にタバコ以外の煙でも有害です。肺気腫、肺ガンなどになるリスクを高めたり、心肺機能を低下させたりします。
ただし、ニコチンを多く接種できるというのは、一つのメリットです。その理由は効能に付いての解説でお話しましょう。
肺喫煙にも上記の様なメリットはありますが、基本的には煙を肺に入れない口喫煙がおすすめです。キセルやワンヒッターを使用し、タバコから栄養と薬効成分を接種しましょう。
タバコの効能と害
タバコには効能があれば、害もあります。しかし、それは吸い方や何を吸うか?でも大きく変化するものです。
ですから、すべてを一蹴りに「良い」と言う事ができなれば、「悪い」と言うこともできません。
タバコの効能
- リラックス効果
- 頭痛の軽減
- 知的労働の疲労軽減
- 集中力の増大
- 口の中や喉の雑菌繁殖を抑える
- 粘膜へのウイルスの付着を防ぐ(風邪予防)
他にも、肺喫煙をした時にはヤニクラと呼ばれるような状態を味わえ、これが気持ち良いと感じる人がいたり、疲労感を一時的に発散してくれたりします。
また、キセルやワンヒッターを利用した場合には、植物由来のミネラルを接種できるということも忘れないでください。
さらに、近年危惧されているワクチン接種者からのシェディングですが、その成分をニコチンが溶かしてくれるという話もあります。これが本当なら、少しは肺に入れた方が良い可能性もありますね。
タバコの害
- 非喫煙者が臭いと感じる煙の匂い
(以下、ヘビースモーカーの場合)
- 脳卒中や心筋梗塞のリスク向上
- 依存性がある
有害物質の接種という点は、そこらの紙タバコを適当に吸っている場合に限るので、個人的には除外したいです。
肺喫煙の場合は肺気腫や肺ガンのリスクが向上し、心肺機能を低下させるので、人にオススメできる吸い方ではありませんね。
ただ、人はガンになっても簡単には死にません。多くは抗がん剤や放射線治療でどんどん弱っていくものなので、一日3本程度(あるいは疲れた時だけにするとか)の肺喫煙は自己責任でやったら良いと思います。
ニコチンの依存性は本当なのか?
ニコチンには依存性があるとされていますが、僕は肺喫煙をヘビーに続ける人に限られているのではないか?と疑問に思っています。
まず、ニコチンはナスやトマト、ピーマンやじゃがいもにも含まれている物質です。なので、ニコチンが含まれているだけで「依存性がある」と言い切るのは変だと思います。
次に、ニコチン依存症は脳のドーパミン受容体にニコチンがくっつくところから始まるらしいですが、そのニコチン摂取量は吸い方と本数で大きく異なります。同じ本数でも口喫煙の人と肺喫煙の人では全然違うし、一日3本の人と2箱の人でもぜんぜん違うのです。
つまり、「タバコ=依存性あり」ではないということです。というか、美味しくて体に良いものだと思ったら、やめたくありません。これはタバコの作用というより、自ら選択的に欲しているだけだと思います。
本当に問題があるとすれば、それは本人が「タバコは体に悪い」と思っているのに関わらず辞めることができない場合でしょう。これは本当に依存しているというか、余分な習慣が身についてしまっていると思います。吸わなくても健康でいることはできますからね。
まとめ
まとめると、タバコ自体は体に良いものだと考えます。特にキセルやワンヒッターを使えば、植物性のミネラルを含んだアルカリ性の煙を接種することができますから。(6800種類の内訳が知りたいものです。)
ただし、肺喫煙のし過ぎは禁物なので、肺に入れたい場合は一日の肺喫煙本数を3本までに決めるとか、特別に疲れた仕事終わりにだけ肺に入れるなど、ルールを決めた方が良いでしょう。
あとは、周りの人の迷惑を考えて、吸い殻をポイ捨てしないことはもちろん、できるだけ人がいない時に吸うとか、せめてその配慮が伝わるように振る舞うとか、心遣いをしたいところです。
あなたの喫煙方法がこれで変わったかもしれませんね。無農薬・無添加・巻紙とフィルター無しのタバコを一度味わってみるのもいいと思いますよ。それか、自分で巻いてみるとか。コンビニなら「アメスピ」や「チェ」がオススメです。
それでは、お読みいただきありがとうございました。心地よく健康的な喫煙ライフをお楽しみください。