【アイディア】銀行が「貯蓄サポート」の契約を中・高卒の若者と結ぶ

アイディア

25〜30歳までに貯金が1000〜2000万円あれば、アルバイトやパートでも十分に結婚生活を送ることが出来る。基本的には賃貸暮らしや3世代暮らしをし、場合によっては住宅ローンを組むことだって出来るかもしれない。

ここで問題になるのは2つのポイントだ。それは、若者に貯蓄管理をする能力が無いことと、銀行側が非正規職の若者にローンを組ませるほどの信用をしていないこと。しかし、この両方の問題を解決する方法がある。

それが、「貯蓄サポート」のサービスを銀行側が展開するというもの。「◯年後までに◯万円貯まるまで、口座から下ろせない貯蓄額を決めてもらう」という契約をし、貯蓄が完了できればボーナスを支給、反対に契約を打ち切った場合には違約金が発生するようにする。

こうすれば、アルバイト・パートの若者が結婚生活を送るのに十分な資金を貯められる上、銀行側はサービスを利用した若者を信用することが出来る。そして、貯まった資金を元に新たにローンを組む場合には、両者にとって交渉がしやすい状況が生まれる。

中・高卒で貯金し続ければ普通に結婚できる(計算)

結婚生活にお金がかかるのは、子供が大きくなるまでの話だ。それまでの20〜30年間を貯金を切り崩しながら暮らしていけば、アルバイト・パートでも結婚生活はやっていける。

大学(短大や専門学校を含む)にも学習塾にも通わず、奨学金(借金)を利用しないようにする。中・高卒の実家暮らしで働き始め、毎月5〜8万円を25〜30歳まで貯蓄し続ける。すると、600〜1400万円の資産の出来上がりだ。

この資産を構築した男女が結婚すれば、夫婦の総資産は1200〜2800万円になる。これで結婚生活が出来ない方がおかしいと思うのだ。もし田舎で暮らすなら、これだけあれば住宅の購入とリノベーションが出来てしまう。

しかし、これを自分で管理しながら続けていくのは難しい。若者には様々な欲があるため、交際、衣類、趣味などに稼いだ分だけのお金が消えていってしまう。だから、「貯蓄サポート」を行う銀行の新しいサービスが必要なのだ。

銀行が救う事のできる若者達の未来がある

現在の銀行は、貯金に対して金利を支払うという形でしかユーザーへのベネフィットを与えていない。これでは、今の様に低金利の時地代では誰も貯蓄する気が起きないだろう。銀行がもっと運用できるお金を増やすためには、低金利でも貯蓄するメリットをユーザーに与える必要がある。

そもそも貯蓄にはメリットが有る。それは、ローンを組んで死ぬまで働き続けるサラリーマンを対象にした話ではない。どちらかと言えば、「ローンを組むのが難しい層」を対象にした話だ。

現代の日本は労働者の半分が非正規職員として働いている。彼らはローンを組むことが出来ない場合がほとんどだろう。それが男であれば、結婚もできずに一生を終えるのだろうか?銀行はそれを黙って見ていれば良いのだろうか?

非正規職、特にアルバイト・パートであるなら、大卒資格はなくても良い。むしろその道を選択すれば、奨学金による借金をせずに済む。大学や利子の支払いに消えていくお金が銀行に流れたら…?それで良い思いをするのは、銀行と貯蓄をする若者の両方だろう。

若者の未来を祝福する銀行の貯蓄応援サービス

銀行が提案できる、「若者たちの新しい生き方」がある。それが、中・高卒のアルバイト・パートで貯蓄をし続け、25〜30歳で結婚するというものだ。非正規職の若者に資産が500〜1000万円もあれば、それだけでも自信につながるし、結婚のチャンスも増える。人生に対する考え方も変わるだろう。

何年の間、毎月何万円を貯蓄するか?を決め、目標の金額に到達した場合には銀行側がユーザーにボーナスを支給する。反対に契約を打ち切る場合には、違約金が発生するようにする。これでユーザー側には貯蓄をし続ける理由が生まれる。ただし、ユーザーが結婚する時は違約金を発生させないようにする。

これは、それがそもそも何のための貯蓄なのか?を始めに明確化する必要があるサービスだ。ユーザーが結婚生活のためと設定すれば、それが叶った場合の貯蓄取りやめは契約違反ではないとする。それが海外旅行代や住宅のリフォーム代等なのであれば、その時には同じ様に契約違反ではないとする。

あくまでこれは、ユーザーの未来を応援し、ユーザーの未来を祝福するためのサービスだ。それでも、ユーザー1人につき500万円もの貯蓄が得られたとすれば、銀行側の運用できる金額は膨大に膨れ上がるだろう。そのまま日本経済が回復して金利が上がってくれば、もっと面白いことになるかもしれない。

経済苦の時代にこそ銀行の役目は大きいと感じる

サラリーマンたちの給料が下がり続けていて、最低賃金ばかりが上昇を続けている。にも関わらず、進学を選ぶ若者は減らず、私立学校を選ぶ家庭は増えている。これは問題だ。いくら大卒資格にお金をかけたところで、それは給料が下がり続ける企業への就職にか役に立たないからだ。

貯蓄さえ計画的に出来るのであれば、最低賃金ベースで考えた方が安定している時代と言えるかもしれない。アルバイトやパートなら、体調の悪い時に休みをもらうことが容易だし、何かあった時には退職することも出来る。次の仕事を探すのも容易。

本当に問題なのは、始めから非正規職で生きていく道が、一つの選択として一般化されていないことだ。これがおかしなことは算数が出来れば誰でも分かることのはずなのだが。そこを銀行が大々的に「新しい生き方」として打ち出すことが出来れば、日本人の気質は明らかな反応を示すだろう。

日本人は風潮に流されやすい。一般的な価値観から抜け出すことを恐れる。しかし、生きていく上で必要なのは、キャリアや資格でも、学歴でもない。必要なのはお金だ。お金が貯まりさえすれば、後は安泰のはずである。そこをどうこうできるのは、銀行以外にはないと思っている。

それでは、ありがとうございました。

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