僕から言わせると、中卒と大卒を迷う所には「世間からの偏見」しか判断基準が無いように思います。
大卒正社員を目指す人の多くは、将来の結婚生活を目指してその道を選んでいるわけですが、彼らが実際の結婚生活に「どんな」お金が「いつ」、「どれくらい」かかるのかを考えているか?と言えば、考えていない人がほとんどでしょう。
結婚生活の資金面で大切なのは、借金を背負わないで悠々と生活すること。そして、できるだけ若い時に資産を築いておくことです。
それが可能なのは?そうです。それは中卒が最も得意とする生き方。早く働き始めて、遊んで経験を積んで大人になって、25歳までに1000万円貯蓄をして、結婚してしまいましょう!
大卒の様な借金持ちじゃなければ楽なのにね(笑)
大学は本来金持ちエリートの行くところでした。しかし、今は状況が変わっていて、わざわざ「奨学金という名前の借金」をしてまで通う人が、大学へ通う学生の半分以上にまで増えてしまいました。
大学で500万円前後の借金をして、返済には700万円近く必要。そして、毎月の返済額(2万円弱)を給料から引いてしまうと、初任給の手取り16万円では非常に苦しい思いをします。
中卒のフリーターでも、毎月手取り16万円の稼ぎを得ることは可能です。だって、これが大抵のラインですから。
大学の費用を払うためにキャバクラや風俗で働く女性がどれだけ多いことか。それだったら、初めから中卒か通信高校でアルバイトでもしながら貯蓄してれば良いのです。
初任給は時給換算すると最低賃金と同じ
大卒の初任給ですが、これはアルバイトで週に40時間働いたときとほぼ同じ稼ぎとなっています。
そこから昇給し始めるのは平均して30歳からで、高給取りのエリートに成れるのはごく一部の人に限られるんですよね。その人たちがホワイト企業で働いていると思いますか?
早いうちから昇給するのは、実力主義の営業職や、残業しまくりの外資系企業の様なところです。賃金を目的とした仕事に夢なんか無いんですよ。
多くの人は大学へ進学することによって、むしろ貧乏な生活をする羽目になっています。働き始めるのが遅いことと、使えるお金と貯蓄が少ないことで、結婚したくてもし辛い状態を生んでいるのです。
勤務地の関係で一人暮らしをしたら何も残らない
中卒アルバイトで実家ぐらしを続けていれば、住宅にはお金がかかりません。毎月親へいくらかお金を渡すか、たまーに家具や家電をポンッと買ってあげれば、親はあなたへの文句を言わないでしょう。
しかし、大卒正社員には一人暮らしをする人が多いです。これは勤務地による仕方のない場合もあります。その住居費用を企業が全額負担してくれると思いますか?そんなに甘い世界ではありませんよ。
家賃を毎月3〜8万円払うことを考えてみてください。16万円の手取りが、奨学金の返済と家賃で、最低でも5万円は削らることになります。
残りの11万円で頑張らないといけません。だったら、中卒のアルバイトで毎月その5万円を貯金してた方が良いです。
中卒の方が豊かな結婚生活を送れる理由
僕は始めに「中卒と大卒の違いは世間からの偏見だ」と言いました。これは、中卒でも結婚できるということでもあります。
なぜなら、結婚生活の資金面でで大切なのは、20代の時にどれだけ資産を蓄えているか?だからです。これで結婚できるかどうか?も変わるし、その後の結婚生活がどれくらい楽になるか?も大きく左右されます。
電車の駅から少し離れた徒歩20分くらいの所にある賃貸に車無しで住んでみてください。初めは子供が小さいから安いところで良いんです。
20代前半の時に大きな資産を築くことができるのは、中卒か通信高校のアルバイトだけです。資産があれば、子供が小さいうちはお嫁さんを働きに行かせなくて済みます。
25歳で1000万円の資産を溜める極普通の戦略
中卒か通信高校のアルバイトで実家暮らしをし、25歳で結婚するとしましょう。この時に資産が1000万円あったら「超」余裕です。
子供が大きくなるまで、働くのは親の片方だけ。1000万円を少しずつ崩しながら暮らして、面倒を見なくても良くなったら共働きすれば良いのです。
では、どうやって1000万円貯めるか?ですが、一人でこの資産を構築するにしても、毎月84000円貯めるだけでお釣りが来ます。
さっきも話したように、週に40時間アルバイトしていれば、手取り16万円程度の暮らしとなり、そこから多く見積もって9万円引いたとしても、7万円残ることになります。後は親のために2万円残しておいて、残りの5万円で遊べば良いのです。
実際には25歳で500万円くらいあれば良い。
毎月5万円のお小遣いでは少ないですか…?ですよね。若いうちに遊んで大人になろうって言ったのは僕ですもんね。でも、安心してくだい。実際には25歳時点で500万円くらいの資産があれば十分ですから。(毎月42000円貯金するだけで良いということです!)
あなたが中卒や通信高校のアルバイトから始めて、毎月の手取り額が16万円だったとしましょう。家族全員の生活費(家賃、食費、光熱費、通信費、服代など。)が毎月12万円として、残り4万円です。
ここに資産500万円を崩していくと、一番上の子が15歳になるまでに毎月25000円使えることになります。
少なく見積もって2万円だとすると、合わせて6万円。夫婦でそれぞれ3万円ずつ、自由に使えるおかねがあることになりますね。お小遣いが2万円台のサラリーマンなんてザラですよ!!
中卒路線の良さに気付いた時に起こる変化
「なんだ、中卒で良いんだ♪」となったとき、例えば、子どもの勉強机が要らないくなります。もっと言えば、それぞれの子供部屋も要らなくなります。
子供部屋なんて、せいぜい子供が一人で性行為をするか、彼氏彼女を連れ込んで行為に至るためにあるだけです。だったら、普段は家族で同じ部屋に過ごして、子供にこう思わせてあげれば良いのです。
「あー、早く働いてお金欲しいな。彼氏(彼女)とホテルでも行きたいや。」
こうなれば、自然と子供はおとなになるのが早くなるでしょう。そして、早いタイミングで働き始めるのです。
まとめ
仮に、男女の両方が中卒・通信高校のアルバイトで貯金していったとしましょう。そして25歳までにお互いが500万円貯めて結婚したとしたら、家族の資産は1000万円になることとなります。
それに、別に結婚するタイミングが25歳である必要はありません。30歳でも良いのです。だとしたら、本当に一人で1000万円貯められるし、未来を見据えて付き合っている間に男女二人で貯金することだってできます。
サラリーマンにも住宅ローンを組めるというメリットはありますが、それができないのなら賃貸に住めば良いだけのこと。そして、子供が大きくなってきたら、共働きで広い家に住めば良いんです。
僕からからしたら、中卒アルバイトと大卒正社員の違いは↑の段落に書いてあることだけです。なんてどうでもいいことなんでしょうね。
この経済低成長の時代に無難なのは、紛れもなく中卒側の道です。ギャンブルの様に借金してまで進学しなくても、普通にバイトでもして、普通に貯金して、普通に結婚してみてはいかがでしょうか?
それでは、ありがとうございました。