最近、政府の海外バラマキに対して批判が集まっている。その言い分は、「まずは自国の貧困者を救え」だ。それは分かる。しかし、日本人の貧困状況がどのくらいなのか?を他国と比べたら、大したことはないと思う。この広い世界を見渡せば、もっともっと酷い状況の人達は大勢いるのだ。
その世界の貧困者達を救えているのであれば、それを誇りに思うことが大切だろう。日本人は「日の本の民」であり、世界の人々は等しく人なのである。もし自国の日本人が救われていなかったとしても、人間は救われているのだ。大和民族とあれば、それを誇りに思うこと以外に何があるというのか。
そもそも、政府には予算案というものがある。その上で何十億円もの税金を海外へバラ撒くことができるのだろうか?ここには「特別会計」が存在するから、それが可能なのだとしか思えない。日本政府は借金も多いが、税金を運用したときの利益も大きいらしい。
その特別会計の中で海外バラマキが行われているのが国民に理解されず、批判ばかりを集めているのだとしたら、現総理の石破氏が抱える苦労も少しは分かるというものだ。
日本人は間違いなく世界中の人々を救っている
円安で苦しい輸入経済、インバウンドで外人が多く、仕事は忙しい。そこに多額の税金がのしかかり、生活は苦しくなるばかり。しかし、それは「自分勝手に生きれれば良い」という精神性の低い人達の意見だろう。
僕達の払った税金が、こども家庭庁や在日外人への生活保護などに無駄に消えていく。これが酷い状況であることは認める。しかし、今回の議題である海外へのバラマキに関しては話が別だ。
今の日本人は、経済や税金を通して、世界の誰かを救っている事実がある。我々は、これについて誇りを持つべきだ。世界、日の本の人々を救う大和民族であることに、誇りを持って今日を生きるべきなんだ。
そういう意味では、外人への生活保護も例外ではない。生活保護の金額など、日本でそのまま暮らしていくには豊かとはとても言い難い。働いた方がマシだ。しかし、それを頼って来る外人達がいる。つまり、困っている人達が世界には大勢いるのだ。
人は成長するほど他人を救いたがる
結局、人は経済的・肉体的・精神的に安定してくると、生きる意味を欲しがる。そして、社会貢献や人助けをしたいと思うようになる。それが愛国心に向いた時には、「まずは日本人を豊かにしろ!」という声を上げるのも理解できる。しかし、我々は「日の本の民」、大和民族なのだ。
この開かれた時代に、日本人を救うか?それ以外を救うか?でモヤモヤ・イライラしている方がおかしいと思わないのだろうか。鎖国の時代など、疾うの昔に終わっているはずだ。それとも、海外にバラ撒かれるお金に対して、なんだか自分が奪われた気がして嫌なだけなのだろうか?
とにかく、苦しんでいるのが人なら、助けられているのも人である。ここには国家や言語、文化などの違いはあれど、それぞれ全てが人であることに変わりはない。そこにワザワザ壁を作って、「日本人は救われるべきであり、その他のことは後回しだ」という理由はどこにあるのだろうか?
能登半島の状況は悲惨だ。復興が全然進んでいない。しかし、それよりも悲惨な暮らしをしている人達が世界にどれだけ居ることか。能登の人達を放っておいて海外青年協力隊に参加する若者たちが大勢いることが頷けてくる。
そもそも、あなたは誰かを助けたのか?
日本人は冷たい民族になってしまった。困っている人がいた時に、そこへ手を差し伸べるも者は少ない。その上で政治家たちにアレコレと物を申しても仕方が無いと思う。一人のホームレスに毎日の食事を提供してやれるくらいになって、やっと海外バラマキに物を言えるようになるというものだろう。
「まずは日本人をどうにかしろ!」…。この声は、そのまま自分に返ってくるものだと思う。このことに関しては、一生懸命働いて割高の税金を納めるより、さっさと自分が動いて人々を一人一人救って行った方が早い気がする。
今の日本には、今の日本形のやり方があるのだろう。アメリカが「アメリカ・ファーストだ!」と言ったから、「日本も日本・ファーストにしろ!」と言うのであれば、とても格好がつく物ではない。じゃあ、アメリカが「苦労してでも世界を救うぞ!」と言えば、日本人も政府にそうしろと言うのだろうか。
とにかく、日本人を助けたいのであれば、まずはそう謳う人が率先してやれば良い。それは素晴らしいことだ。しかし、それをせずして「外人よりも先に日本人を救え」というのは、ただの差別な気がしてならない。
これから親日家は増える可能性がある。
海外バラマキにしろ、日本への旅行にしろ、日本が好きになる人は、きっとこれから増えていく。いや、既に増えているだろう。全体として現日本政府を評価すれば酷いものだが、チャンスである部分があるのであれば、その部分はチャンスとして捉えるべきだ。
現に、コロナ禍で大変な思いをしてきた飲食店の多くは、今のインバウンドの影響で救われているはずだ。その影響は観光地に偏っていると思うが、観光地を避けて飲食をする人達が増えることによって、繁華街の飲食店にも多くのお客が訪れるようになっているだろうと思う。
そんな風に、評価できるところは評価して、悪いことがあっても良い部分を探すことが大切だ。これは時代が悪い時にほど大切になる考え方だと思う。そして、心を強く持ち続けること。そのためにも、日本人、大和民族が、現在多くの外人達を作っている事実を忘れないで欲しい。
アメリカが「自国ファーストだ!」と言った時に日本が「それに続け」と言いたくなるのであれば、日本人が「苦労してでも日の本・世界の人々に救いを!」と言った時にも、それに続きたくなる人達が世界にいるだろう。そういった人達は、これから必ず増えていく。素晴らしいことじゃないか。
それでは、ありがとうございました。