社会負担を減らせ。奪い合う国民経済が見え隠れするマヤカシの豊かさ

社会

通勤時に見かける私立小中学校の生徒たち。彼らをそこへ通わせるためのお金は一体どこからやってきているのだろうか?この長い経済低迷時代に私立学校を出たところで、その大卒資格が役立つ就職先は、給料が下がり続けている企業でしかない。

多くの場合、富の裏側には搾取がある。このことは、体に悪いゲテモノばかりが売っている食品スーパーやドラッグストア、アルバイト求人広告に並ぶ最低賃金スレスレの数字を見れば良く分かる。

ここには、悪徳商売で稼いだお金で良く分からない贅沢をする人達と、安かろう悪かろうの商品を食べて病気になり、医者や介護施設などに税金を流し続ける貧しい人達の2種類がいる。

この不健全な経済を支えるのは中間層のサラリーマンだと言われていて、その仕事をするために、大勢が大学へ何百万円もの大金を落とす。そんな事はすべてやめたら良い。悪徳商売も、不健康な生活も、大学進学も、全ては国民自身の首を絞める「社会負担」なのだ。

社会負担を増幅させる国民同士の奪い合い

昨今では日本政府の悪態がよく言われているが、もう一つ意識に上げて置かなければならない重要なことがある。それは、国民の生活態度が自らの首を絞めるものであるということ。

その柱となるのは、詐欺、不健康な生活、搾取の3本だ。そして、それらの裏側にある根本原因となるのが、無知・無学・無思考である。

人によっては、知らず知らずのうちに人を騙し、不健康な生活をし、搾取もしている。ほとんどが無知・無学・無思考によるものだろう。それらを需要と供給だの、人の権利だのと、正当化することだけが頭に入っているように思える。

まずは、だから、まずは真実を知り、実情を掴むことだ。その例として、3つの話をしよう。

医者の妻には美人が多い、のその奥

医者の妻には美人が多いと聞く。その高く安定した収入に美女が集まるのだろう。しかし、医者たちの悪徳商売をしる限り、その医者も、美女も、人として評価すれば、ろくでもない。彼らの多くは詐欺師であるといっても過言ではない。

殆どの病気は食生活を正して健康茶を飲んでいれば治ってしまう。うつ病、高血圧、糖尿病、リウマチ、皮膚病、ガン…。治ってしまう病気に対してワザワザ高い薬を出し、悪化させてしまうのが真実だ。

彼らは単に勉強不足なのか?それとも人格が低いのか?しかし、病院へ通う方にも問題がある。近所のスーパーにある惣菜売場は毎日売切れだ。不健康な食事ばかりし、病気になり、病院や介護施設を利用し、そこに膨大な税金を垂れ流しているのも、利用者の方なのだ。

食品添加物に対する企業への助成金や、病院や介護施設への社会保障、これはどちらも税金だ。そのために増税が必要?増税が必要なのは半分嘘だが、税金がかかり続けている現状を作っているのは国民一人一人であることに変わりはない。

悪徳商売のために大学を出る人々

食品スーパーにも、ドラッグストアにも、買うべきものなど殆ど売ってはいない。ほぼ全ての商品が毒に侵されていて、体に悪い。その方が安く作れ、安く売れるから、無知な人たちはこぞって購入してしまう。

「医者が自分では抗がん剤を使わない」というのは有名な話だ。それは、その強力な毒性を知っているから。自分の儲けのためと割り切って、患者にだけ処方しているからだ。他にも、食品に関わる企業に勤めた人達が、やっていることのえげつなさに嫌気が差して退職する、なんてことが良くあるようだ。

こんなことが、住宅、服、電化製品、薬、食品、日用品などで幅広く行われている。そして、その悪徳商売を行う企業に就職するために、多くの学生が大学進学を目指している。奨学金(ローン)を利用する者も多く、その金額も高い。私立学校を利用するなんてのは、その最たるものだ。

自ら進んで不健康な生活をし、その贅沢をするために他人を陥れる商売をし、そのために大学へ通う。食品添加物への助成金、病院・介護施設への社会保障、大学への助成金。それら全てが無くなったとしたら、どれだけ国民の生活が軽くなることか。

底辺の生活を強いる企業からの給料

最低賃金とは、最低限の生活をするために必要だとされている給料の金額を指す。つまり、最低賃金しかし払っていない企業は、従業員に対して「底辺の生活をしていろ」と言っているのと同じことになる。

「仕事を覚えるまでは給料は低い」と言えば、それは正しく聞こえる。しかし、これを「最低限の生活を賄うだけの給料しか支払われない」と表現すれば、話は違う。

最低限の生活を強いられている従業員の生産性が高くなると思うだろうか?その結果が、日本の病人の多さ、自殺者の多さにも影響していると思えるのだが…。

生産性を高めようとすれば、まず健康であることが大切だ。良質な食品を購入するにも、生活の知恵をつける読書をするにも、お金が必要だろう。自炊や読書となれば、時間の余裕も大切だ。最低賃金・長時間労働のワーキングプアになってしまったら、そこからどうやって生産性を上げるのか不思議だ。

こんなこと、全てやめてしまえば良い

最低賃金で働くということは、最低限の生活をするということである。そして、いくら小中高で私立の学校へ通ったところで、就職先の賃金はアルバイトと変わらない。そのために500万円もかけて大学を出て、多くは借金を抱える。その結果は、企業の歯車として行う、詐欺・不健康・搾取の悪徳商売だ。

なら、私立の学校も大学も通わなくてよろしい。そこにかける大金があるのなら、全て貯金に回して結婚すればいいだけのこと。働き始めるのが早ければ、それだけ貯蓄額も多くなり、結婚の時期は早くなる。

通信学校へ通いながらアルバイトをして、高卒で本格的に貯蓄を開始したらどうなるか?30歳までに1000万円作ることは簡単だし、そんな男女が結婚したとすれば、資産総額は2000万円になる。結婚して子供を設け、賃貸暮らしでもしたら良いし、もしかしたら住宅ローンも組めるかもしれない。

そして、自然食品店へ通うこと。昔の人達は一日二食だったのだから、食事回数を減らせば食費はさほど変わらない。健康になるおかげで、むしろ医療費や介護費用が安くなり、長期的には全てにおいて得することになる。

アルバイトでも結婚できる人生設計を

贅沢とは、「要らない負担」のことを言う。駅から遠くて安いところに住めば、毎日歩いて運動できる。都会側の生活であるのなら、車など持たなければ良い。こんな様な話が、いたるところに転がっているのが現代経済だ。

贅沢(詐欺・不健康・搾取)を取るか?自分と国の弥栄を取るか?この選択は自由だが、楽なのは贅沢をバッサリ切り落とすことであることは明らか。進んで貧乏するということが、実は余裕を生み出し、そこから好きな方へ羽ばたける土壌を作ってくれる。

例えば、大学で借金を作るより、高校生の時から働いて貯金を作っていく。そうすれば、何かあった時にはいつでも仕事を辞められる。これだけでも若者の自殺率は大幅に低下するだろう。

自分が詐欺・不健康・搾取にあわない生活は、他人を詐欺・不健康・搾取にあわせないことに繋がる。最低賃金で働くことはあるかもしれないが、それでも贅沢を切り落として生きていけば、余裕で生きていけるから大丈夫だ。

それでは、ありがとうございました。

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